食べ物が歯にはさまる

食事が終わった後、食べ物が歯にはさまるという経験が皆さんあると思います。

その際、はさまった食べ物を歯間ブラシやデンタルフロスなどを使ってきちんと取り除いていますか?はさまったままの状態にしていると、歯と歯の間から虫歯が急速に進行してしまいます。

また、歯をすみずみまできれいにするには、日ごろのホームケアとあわせて、定期的に歯科で歯の掃除を行うことをおすすめします。

口腔環境の適切な管理でご自分の歯を守りましょう。

酸蝕症(さんしょくしょう)をご存知ですか

のどが渇くと頻繁に口にしてしまいがちな炭酸飲料やスポーツドリンク。

しかしこれらの飲み物を摂りすぎると、徐々に歯が溶けていってしまいます。これを「酸蝕症(さんしょくしょう)」といい、歯が身近な酸性の飲食物や胃液によって溶かされる疾患です。酸蝕は口の中全体に広がるので、溶ける範囲が広くまた浅いため気づきにくいものですが、放っておくと虫歯や知覚過敏を引き起こします。
医師による早期発見も重要ですが、自分で日頃から予防することも大切です。予防法としては、酸性飲食物を長時間食べたり飲んだりしない、これらのものを摂ったあとはよくうがいをする、などが挙げられますが、冷たいもので歯がしみたりする場合、お早めに受診してください。

 

子どもの口臭

口臭があるのは大人だけではなく、実は子供にもあるのです。気になっている親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか 。
子ども自身が気が付かないことが多く、友達に指摘されて気が付くことも…。とてもデリケートなことなので、正しい理解と対処が大切です。
原因は歯磨き不足、口呼吸、咀嚼が少なく唾液の分泌が不十分、体調不良による免疫力の低下などが考えられます。
気にするほどの口臭なのか判断は難しいものですが、そんな時はご相談ください。お子さんの気持ちを第一に考えながら、親子そろってしっかりとケアしていきましょう。

また普段は学校で忙しいお子さまも、夏休みを利用して歯の健康状態をチェックしてみてください。気になる事がございましたらお気軽にご相談ください。

子どもの歯磨き粉

歯磨き粉を使っていますか?
子どもが飲み込んでしまうので、歯磨き粉なしでブラッシングだけしっかりする。とおっしゃるお母様もいらっしゃいます。乳歯は生え変わるから・・・と軽く考えてはいけません。 まずは「くちゅくちゅぺっ」うがいの練習から始めましょう。2歳近くなってうがいが上手にできるようになったら、歯磨き粉を使用する目安とお考えくださいね。
ブドウ味やイチゴ味、バナナ味、モモ味など、子どもが好きそうな味があります。特に歯磨きを嫌がるお子さんには気に入る味をご一緒に選んであげてください。
お気に入りの歯磨き粉で歯磨きが好きになる!歯磨きタイムがスムーズにいく!といいですね。

6月4日は「むし歯予防デー」

6月4日は「むし歯予防デー」ということもあり、この時期に決まって歯科検診を受けられる患者さまがいらっしゃいます。
小学校や中学校では新学期に歯科検診があるので、むし歯を見つけることができますが、大人になると痛んだり沁みたりするまで気づかないことも。そのため、ご自身で時期を決め、定期的にお口の中の健康診断を受けられることをおススメしています。
お口の様々なお悩みを何でもご相談ください。

お口の健康

「あなたのお口は健康ですか?」と聞かれて、誰もがまずイメージするのは虫歯や歯茎の状態ではないでしょうか?しかしそれだけではありません。噛合せ・ぐらつき・口臭・唾液の量・滑舌も健康を保つ上ではとても大切なところです。 
痛みを伴うトラブルは、みなさん治療にいらっしゃいますが、そうでないトラブルは気になってはいても、ついつい後回しになりがち。 いつまでも、美味しく食べて、楽しくおしゃべりをしたり、 いきいきとスポーツを楽しむために、もう一度ご自分のお口の健康状態を確認してみましょう。 
お気軽にご相談にいらしてください。 

春は出会いの季節

春は出会いの季節。新しい環境やステージで初対面の人と出会う機会も多くなります。
そこで、第一印象をアップするために、歯のクリーニングやホワイトニングをしてみませんか。口元に自信が持てると、笑顔や表情がグッと明るくなり、好印象を残せます。
また、歯並びがきれいだと自信を持って笑うことができます。武田歯科では、ご自信の笑顔をもっと好きになっていただけるよう、審美治療やインプラントのご提案を行っています。患者さま一人ひとりにあった治療方法をそれぞれ組み合わせていきます。少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。 

正しいブラッシングとよく噛む効果

歯周病予防の柱ともいえるブラッシング。歯みがき剤をたっぷりつけて、歯の表面をゴシゴシこすり、口の中がさっぱりすればよしとしていませんか。
歯の表面など、みがきやすい場所はプラークがつきにくく、みがきにくい場所ほどプラークがつきやすく落としにくいものです。歯ブラシの持ち方は鉛筆を持つように軽く握り、毛先が自在に動かせるように持ちましょう。歯ブラシが届きにくい歯と歯の間はデンタルフロスを使うときれいに掃除できます。
また、歯周病に悩む人はあまり噛まずに食べている人が多いものです。よく噛むという食べ方も歯周病の予防には大切な要素です。 噛みごたえのあるものを食べると、噛む回数が増えそのぶん唾液が多く出てきます。唾液には消化酵素だけでなく殺菌成分も含まれ、虫歯や歯周病を予防しています。 また、ものを噛むことで脳への血流が増加し、眠気防止や老化予防に効果があるといわれています。
たくさん噛んで、健康な毎日を!気になることがある方はお気軽にお電話ください。

虫歯になりやすい年齢

子供の歯は虫歯になりやすいもですが、大人も要注意です。年代によって口腔内トラブルは様々ですが、むし歯になりやすい原因を年代別でご紹介します。
■1歳強…乳歯が生えてくる頃。この時期は食事の世話をする大人と食具(お箸やスプーン)を共有することが多く、虫歯菌をもらいやすい時期と言えます。
■6~7歳…永久歯が生え始める頃。大人に仕上げ磨きをしてもらうのもそろそろ卒業する時期です。子どもの歯磨きだけではブラシが行き届かず、口腔内に汚れが残り虫歯になりやすくなります。
■18歳…親知らずが生えてくる頃。奥歯のさらに奥に生える親知らずは、丁寧に磨いているつもりでもトラブルが起きやすく注意が必要です。
■18歳以降は、子育てや、仕事が多忙で歯医者さんへなかなか行けない40代でしょうか。70代以降になりますと加齢による唾液の減少、免疫力が下がり、口内の細菌が繁殖しやすくなります。
定期的な歯科検診で初期虫歯の発見がとても大事です。是非歯科検診へお越しください。 

歯も大掃除

今年もいよいよ残すところ1か月になりました。1年の締めくくりに職場や家の大掃除をするように、歯もお掃除しませんか? 歯石は歯に付着したプラークが石灰化したもので、容易に除去できない歯の沈着物です。歯石をそのままにしておくと、新たなプラークが付着しやすくなり、歯周ポケットなどにどんどんたまって、歯周病の原因菌の住処になってしまいます。 歯石の除去は、歯周病の予防の基本なのです。歯を失う最大の原因である歯周病予防のため、定期的な歯のお掃除をおすすめしています。 1年の締めくくりに「歯も大掃除」と決められるのもいいかもしれません。すっきりした口腔環境でよいお年をお迎えください。