口腔外科 その他の疾患症例写真
その他【唾石症】No.A-11
治療前
治療前レントゲン写真
摘出した唾石
治療内容
右下の舌の付け根が腫れていると来院。 腫れている場所は舌下小丘(顎の下の唾液腺からの唾液の出口)付近でした。同部を切開して、唾石を摘出しました。さらに深部にも唾石が存在しましたが、摘出困難であったため、経過観察としました。
その他【唾石症(深部)】No.A-10
治療前
治療直後
摘出物
治療内容
右顎下腺の腺体内と導管の移行部に唾石(10mm)を認めました。患者さまと相談の上で唾石の摘出術を行いました。唾石は3つの大きな塊に分かれて摘出できました(右下の親知らずは別日に抜歯済みです)。唾液の排出が良好になりました。
その他【唾石症】No.A-09
上皮真珠(経過観察)
治療内容
80代女性
右舌下小丘部の痛みを訴えて、来院されました。右舌下小丘部の顎下腺開口部から膿がでていました(唾膿漏)。小切開して唾石を摘出しました。
その他【唾石症】No.A-08
術前
右舌下小丘部が膨らみ、膿が出ています
術後
10×6㎜大の唾石が摘出された
治療内容
60代女性
食事の際の顎の下の痛み(唾疝痛)と右口腔底部の腫れ(唾腫)を主訴に来院されました。 右側舌下小丘が赤くなっており、排膿が見られました(唾膿漏)。唾石症(唾石が詰まって唾液の流出を妨げている状態)と診断し、舌下小丘部を切開して、唾石を摘出しました。唾石を摘出したことにより、唾液の流出が改善し、症状が消失しました。
その他【上皮真珠】No.A-07
上皮真珠(経過観察)
治療内容
2歳女児右上CB間、右下CB間の白いできものに両親が気付いて、精査希望で来院されました。 上皮真珠(乳児の歯肉にみられる小さい真珠様の塊)と診断しました。経過観察としております。
その他【右上顎骨隆起 骨隆除去】No.A-06
術前(義歯装着)
義歯装着なし
術後
治療内容
70代男性
義歯装着時の痛みで来院されました。右上顎に骨隆起があり、除去が必要と診断しました。骨隆起を除去し、義歯の覆う範囲を拡大したところ、義歯装着時の痛みが消失しました。
その他事例【カンジタ症】No.A-05
治療前
治療後
治療内容
下顎義歯の痛みで来院された患者さまです。左下顎奥歯から頬粘膜にかけて こするとはがれる白色病変を認めました。
口腔カンジタ症と診断し、直ちに細菌検査を行いました。また、フロリードゲル(抗真菌剤)を処方したところ、白色病変が消失しました。細菌検査ではカンジタ症との結果でした。
※フロリードゲル応用:1日3回2.5gを口腔内で5分間攪拌して、吐き出す。
その他事例【肉芽腫性口唇炎】No.A-04
治療前
経過
治療後
治療内容
上唇の腫れを訴えて来院されました。肉芽腫性口唇炎と診断しました。上顎前歯の歯周炎由来と考え、歯石除去、抗生剤投与を行いました。
2週間後には口唇の腫脹はかなり改善し、1ヶ月後、完全に元の状態に戻ったと、喜んでいただけました。
その他事例【多発性口内炎】No.A-03
治療前
経過
治療後
治療内容
多発性口内炎を発症し、当医院へ来院。CO2レーザーを炎症部分に照射して治療しました。
照射1週間後には元通りになって痛みもなく通常の口腔内にもどりました。
その他事例【上顎歯肉口内炎】No.A-02
治療前
経過
治療後
治療内容
上顎歯肉口内炎を発症し、当医院へ来院。CO2レーザーを炎症部分に照射して治療しました。
照射1週間後には元通りになって痛みもなく通常の口腔内にもどりました。
その他事例【黒毛舌】No.A-01
治療前
治療後
治療内容
舌背が毛髪のような黒い病変で覆われ盛り上がっていると来院されました。黒毛舌(舌乳頭という舌の表層にある突起が伸びて、汚れを蓄えたもの。抗生剤の長期投与や副腎皮質ホルモンの使用でおこることが多い)と診断。朝1回の舌背部の清掃をお願いして、経過観察で来院していただいたところ舌背部の病変は完全に消失しました。