原因もさまざまな口内炎を予防するには?

しみたり、長い痛みで食事がつらい口内炎。できにくい体に、できても治りやすい体にして口内炎を予防しましょう。
健康であることが一番ですが、ここでは口内炎に特化した予防方法をご紹介します。

1.ビタミンB2を摂取する。
ビタミンB2は細胞の成長に不可欠な栄養素です。レバーや卵、納豆、牛乳などいろいろな食べ物に含まれています。比較的手軽に摂取できますが、糖質や資質の分解にも使用されるので要注意です。また、ストレスを感じるとビタミンB2は破壊されてしまうので、摂取以上に分解、破壊をしないように気をつけましょう。
2.口腔内を清潔に保つ。
口腔内が汚れていると、少しの傷でも細菌が入り込んで増殖し口内炎になってしまいます。口腔内の細菌を減らすことで口内炎の炎症が改善しやすくなります。

武田歯科医院が行う歯のクリーニングは、毎日の歯磨きでは落としきれない歯石や歯の表面の汚れをきれいにします。クリーニングすることで、歯石や歯垢に住みつく細菌も除去でき、口内環境が整い健康な状態を保ちやすくなります。ご自身の毎日のケアとプロのケアを併用して、清潔な状態を保ちましょう。
口内炎ができてしまったら、刺激しないことも大切です。辛い物や塩分の多いもの、アルコールなどの刺激物を控えましょう。薬もあるので我慢せずにご相談ください。

歯ブラシの時、血がでませんか?

歯みがきの際に歯ぐきから出血したことはありませんか?
健康な歯ぐきであれば、少々強く歯磨きをしても血はでにくいです。しかし、少しの力でも血がにじみ出てしまうようであれば、歯周病のサインです。歯周病は歯垢に住みつく細菌が毒素を出し、歯ぐきを弱らせ歯の土台を溶かして、最終的には歯を失ってしまう恐ろしい病気です。
歯ぐきが赤くぶよぶよだったり、歯垢や歯石が長時間ついたままにしていると、どんどん歯周病が進んでしまいます。
そうなる前に、まずはご自身で状態の良くない歯ぐきを歯ブラシで優しくマッサージをして、血流を良くしてください。血が出ますが、状態が良くなると次第に出血は治まり、歯ぐきも引き締まってきます。
歯ぐきが腫れているのに出血しない人は、歯ぐきに歯ブラシが当たっていないのかもしれません。歯磨きの際は歯と歯ぐきのすき間を磨くようにしましょう。そうすることで、歯と歯ぐきのすき間に溜まる汚れをかき出し、歯ぐきもマッサージができます。
年に3回〜4回は歯科検診を受けて歯の健康状態をチェックし、今ある歯の寿命を延ばしていきましょう!

矮小歯(わいしょうし)をご存知ですか?

矮小歯とは、歯の大きさが通常の歯と比べて、非常に小さい歯のことです。早急に治療を必要とする例は少ないですが、長い目で見ると治療したほうがいいケースもあります。
矮小歯があると以下のような問題が出てきます。
・嚙み合わせや歯並びに問題が出てくる。
・歯と歯の間のスペースがあり、すき間に向かって歯が倒れてくる。
・矮小歯は歯ぐきの中に埋まっている歯根も小さいため、ブリッジなどの歯根を固定源とする治療ができない可能性もある。
このようにすぐに悪影響が出るわけではありませんが、長い目で見ると少しずつ影響を及ぼしてしまいます。見た目の問題はもちろんですが、しっかりとした噛み合わせ・歯列を保つためにも、ご心配な方はお気軽にご相談ください。

口呼吸の原因と改善方法

前回からの続きです。
お口が開いた状態は身体に様々な影響を及ぼします。なぜ口呼吸になってしまうのでしょうか?今回は主な原因と改善方法をご紹介します
1.お口周りの筋力が弱っている。
小さなお子さまは口を閉じる筋肉が発達しておらず、口が開いている状態が習慣になってしまうことがあります。気がついたらお口を閉じるように気をつけましょう。また、お口周りの筋力アップには、あいうべ体操や吹き戻しなど、楽しくトレーニングできるものがお勧めです。
2.歯並びが悪い。
歯並びが悪いことで、お口が閉じにくい、舌のおさまる場所が狭く口呼吸になってしまうなどの影響がある場合があります。舌のトレーニングや矯正治療で改善しましょう。
3.アレルギー性鼻炎などで鼻がつまっている。
慢性的な鼻詰まりがある場合は耳鼻咽喉科を受診し治療を受けましょう。鼻詰まりが解消されたら意識して鼻呼吸をしましょう。
4.口呼吸が癖になっている
無意識に口呼吸になっている場合もあります。また、感染症対策でマスクをつけている時は口呼吸になりがちです。そのような場合は意識して鼻呼吸をしましょう。口呼吸も原因によって改善方法が変わります。小さなお子さまは成長を妨げる原因にもなりますので、早めに改善してあげましょう。気になる方はご相談ください。

無意識に口呼吸になっていませんか?

今、お口がポカンと開いたままになっているお子さんが増えています。この症状の原因として、もっとも多いのが口呼吸によるものです。この口呼吸、ほおっておくと、さまざまなトラブルを引き起こす原因にもなり、とても危険です。

1.虫歯や歯周病になりやすい-口呼吸によって口の中が乾燥し、唾液が分泌されにくくなります。
2.口臭の原因になる-口腔内の乾燥により細菌の量が増え、口臭がきつくなります。
3.歯並びが悪くなる-舌は上顎にあるのが正しい位置になりますが、口呼吸の場合は舌が常に下にある状態になり、上あごの成長に影響が出てしまいます。
4.風邪やウイルスに感染しやすい-ウイルスやほこりを吸い込んでも、鼻呼吸の場合は鼻毛や鼻水がフィルターとして機能しますが、口呼吸の場合はダイレクトに体内に入ってくるため感染しやすくなります。

口呼吸は身体にさまざまな影響を及ぼします。また、コロナ禍で長時間マスクをつける生活も口呼吸を招きやすくなります。なぜ口呼吸になってしまうのでしょうか?次回はその原因をお伝えいたします。

歯のためによい生活習慣を!

春の陽気とともに、新年度がスタートしましたね。
今年度は歯の健康のために良いことを始めませんか?健康維持はお口から!歯を失ってしまうと全身の健康が損なわれてしまいます。
例えばわかっていてもやってしまう、こんなコトありませんか?
・歯を磨かないで寝てしまう。
・ダラダラ間食とる。
・あまり噛まずに飲み込んでしまう。
歯に良くないとわかっていてもついやってしまうこと、先ずはその「ついやってしまうこと」を減らしてみましょう。なれてきたら、次はレベルアップです。一日3回は歯磨きをする、食事の時間を決める、一度の食事で噛む回数を増やすなどできることから始めてみましょう。セルフケアにプラスして、歯科医院での歯科検診を定期的に受診することで、歯の健康維持につながります。お口の中を清潔にし、歯周病、むし歯を予防して歯と体の健康習慣を手に入れる一年にしましょう!

シニアの歯磨き方法

今お使いの歯ブラシの毛先はどのような状態ですか?使用期間が短いのに広がっているなら、力の入れすぎかもしれません。
シニアの方は加齢とともに、歯ぐきが下がり、歯ぐきも弱りがちです。基本的には力の入れすぎに注意して、歯ブラシを小刻みに動かし歯垢を落としましょう。
ブラッシングだけでは落ちない歯垢もあります。年齢とともに歯ぐきが下がると、歯の根元にすき間ができやすくなります。この根元のすき間掃除には歯間ケア専用のアイテムを使ってみましょう。歯間専用に作られているので、手軽にキレイにケアすることが出きます。ここで歯間ケアアイテムの使い方をご紹介します。

1.歯間ブラシは歯の根元付近など歯のすき間に使用します。すき間に挿入し、前後にゆっくりと動かしましょう。
2.デンタルフロスは歯と歯のすき間に入れ、歯の側面をこすりながら上下します。
3.ワンタフトブラシは、小さなヘッドなので、ピンポイントで磨くことができます。

お口の中の状態は人によって様々です。アイテムの選び方や使用方法など、分からない方はお気軽にご相談ください。

スポーツで大切な噛みしめ

雪と氷の祭典 冬季五輪がはじまりますね。スポーツをするにあたって、歯の健康とスポーツは深い関係があることをご存知ですか?「しっかり噛む」ことが、軸のブレない走り、ジャンプしたときのバランスのよい空中姿勢、爆発的な瞬発力など、体のパフォーマンスに影響します。強く噛みしめると、噛みしめに使われる咀嚼筋が働き、脳に刺激が伝達されます。そして脳から全身の運動にかかわる神経が活性化されるため、全身の筋肉がより強く活動できるのです。歯の噛み合わせが悪いと、しっかりと噛みしめることができません。このような状態では、あごや頭の位置が不安定になり、体の重心をずらしてバランスをとろうとします。その結果、体のフォームが崩れ、パフォーマンスを最大に発揮することができなくなるのです。

一流のスポーツ選手は歯をとても大切にしています。イチロー選手は一日になんと5回も歯を磨くそうです。スポーツを行う際の噛みしめは、上下左右の8本の奥歯に均等に力が入ることが大切だと言われています。一番磨きづらい歯が、噛みしめには大切なんですね。

プラークのセルフチェック

シクラメンがかわいらしい花を咲かせる季節となりましたね。今年最後のコラムはご自身でできる、プラークのセルフチェック方法をご紹介します。

虫歯や歯垢の原因となるプラーク(歯垢)は食べかすではなく、細菌の塊です。ベタベタと歯についていますが歯と同じような色をしているのでよく見えません。そのため、歯の裏側や奥の方は、磨き残しがどこなのか、分かりづらいのです。

そこで登場するのが歯の染め出し剤です。こちらを歯つけると、歯に付着したプラークがピンク色に染まり目で見えるようになります。染め出し剤の種類によっては、長期間付着しているプラークには青など別の色に変わるものもあります。

プラークを見える化することで、ご自身の磨き癖や磨きにくい箇所が見つかるため、その箇所を意識して磨くことで、確実に磨き残しをなくすブラッシング法を習得できるようになります。歯みがきの苦手な箇所、磨ききれない箇所を発見し、むし歯予防、歯周病予防に努めましょう。

当院ではブラッシングの方法も指導させていただいています。お気軽にご相談くださいませ。

国によって大きく違う残存歯数

10月号からの続きです。
80歳の平均残存歯数を比較したところ、日本は8.9本、スウェーデンは21.1本と13本も多く残存しています。治療技術の差でこれほどの違いが生まれたのではありません。こうした違いを生み出す理由の一つは、歯が悪くなってから治療するという日本の考え方に対し、北欧ではできるだけ歯を長く持つようにという予防重視の治療スタイルの違いだそうです。
歯みがきの時間は、日本のほうがスウェーデンよりも長いという調査結果が出ているのですが、決定的な違いは、歯科検診の受診率です。スウェーデンは80%以上、日本は10%未満と大きな差があります。
日本では「予防のため」に歯科に通う習慣がまだまだ定着していません。痛みがでたり、辛くなってから歯科に行くよりも、定期的に検診を受ける方が時間も医療費も少なくて済みます。定期健診を受ける頻度は3~6ヵ月に一度です。早く見つけることで、治療も必要最低限にとどめることができ、結果として歯を長持ちさせることができるのです。
半年以上検診に来られていない方は、なにも症状がなくても一度検診にお越しください。