酸蝕症(さんしょくしょう)をご存知ですか

のどが渇くと頻繁に口にしてしまいがちな炭酸飲料やスポーツドリンク。

しかしこれらの飲み物を摂りすぎると、徐々に歯が溶けていってしまいます。これを「酸蝕症(さんしょくしょう)」といい、歯が身近な酸性の飲食物や胃液によって溶かされる疾患です。酸蝕は口の中全体に広がるので、溶ける範囲が広くまた浅いため気づきにくいものですが、放っておくと虫歯や知覚過敏を引き起こします。
医師による早期発見も重要ですが、自分で日頃から予防することも大切です。予防法としては、酸性飲食物を長時間食べたり飲んだりしない、これらのものを摂ったあとはよくうがいをする、などが挙げられますが、冷たいもので歯がしみたりする場合、お早めに受診してください。