無意識に口呼吸になっていませんか?

今、お口がポカンと開いたままになっているお子さんが増えています。この症状の原因として、もっとも多いのが口呼吸によるものです。この口呼吸、ほおっておくと、さまざまなトラブルを引き起こす原因にもなり、とても危険です。

1.虫歯や歯周病になりやすい-口呼吸によって口の中が乾燥し、唾液が分泌されにくくなります。
2.口臭の原因になる-口腔内の乾燥により細菌の量が増え、口臭がきつくなります。
3.歯並びが悪くなる-舌は上顎にあるのが正しい位置になりますが、口呼吸の場合は舌が常に下にある状態になり、上あごの成長に影響が出てしまいます。
4.風邪やウイルスに感染しやすい-ウイルスやほこりを吸い込んでも、鼻呼吸の場合は鼻毛や鼻水がフィルターとして機能しますが、口呼吸の場合はダイレクトに体内に入ってくるため感染しやすくなります。

口呼吸は身体にさまざまな影響を及ぼします。また、コロナ禍で長時間マスクをつける生活も口呼吸を招きやすくなります。なぜ口呼吸になってしまうのでしょうか?次回はその原因をお伝えいたします。