プラークのセルフチェック

シクラメンがかわいらしい花を咲かせる季節となりましたね。今年最後のコラムはご自身でできる、プラークのセルフチェック方法をご紹介します。

虫歯や歯垢の原因となるプラーク(歯垢)は食べかすではなく、細菌の塊です。ベタベタと歯についていますが歯と同じような色をしているのでよく見えません。そのため、歯の裏側や奥の方は、磨き残しがどこなのか、分かりづらいのです。

そこで登場するのが歯の染め出し剤です。こちらを歯つけると、歯に付着したプラークがピンク色に染まり目で見えるようになります。染め出し剤の種類によっては、長期間付着しているプラークには青など別の色に変わるものもあります。

プラークを見える化することで、ご自身の磨き癖や磨きにくい箇所が見つかるため、その箇所を意識して磨くことで、確実に磨き残しをなくすブラッシング法を習得できるようになります。歯みがきの苦手な箇所、磨ききれない箇所を発見し、むし歯予防、歯周病予防に努めましょう。

当院ではブラッシングの方法も指導させていただいています。お気軽にご相談くださいませ。