詰め物や被せもが外れる主な原因とは?

歯のトラブルの一つに治療した歯の詰め物や被せ物が取れてしまうことがあります。詰め物や被せ物は、一度入れたら二度と外れることがないわけではありませんが、外れてしまうのは何かしらの原因があります。今回はその主な原因をご紹介します。

  1. 虫歯になっている。
    詰め物、被せ物と歯のすき間に歯ブラシでとり切れないプラークが残り、その箇所に虫歯ができると外れやすくなります。
  2. 噛み合わせの変化
    年齢を重ねると私たちの身体はさまざまな原因で変化していきます。噛み合わせも同じで装着時はぴったりだった詰め物、被せ物がバランスが変わることで外れてしまうことがあります。
  3. 歯ぎしり・食いしばり
    歯ぎしりや食いしばりは詰め物、被せ物に強い力が加わるため、外れたり割れたり欠けたりすることがあります。
  4. 素材、接着剤の劣化
    素材や接着剤の劣化によって外れることもあります。
    歯科用の接着剤が開発されて30年以上が経ちました。接着剤も素材も日々進化し、一昔前と比べると現在のものは格段に良くなっていますので、ご安心ください。

過去に詰めた箇所は定期的な検診でチェックすると安心です。
外れたままにしておくと、かみ合わせや歯並び、むし歯が進行するなどの影響が出てきます。外れてしまった場合は詰め物、被せ物をケースなどに保管し、できるだけ早くお越しください。