期間が長いことで影響が出てくる歯並びとは?

前回からの続きです。
歯並びが悪くなる原因としてあごの発育不良とお伝えしましたが、他にも考えられる原因があります。
・悪い癖や習慣
指しゃぶりや爪噛みにより一部の歯が一定の期間押され続けることで、少しずつ歯並びが悪くなります。悪い癖や習慣はその行為を治すことも大切ですが、お子さまの場合はなぜそのような行為をしてしまうのか、原因を見つけ取り除いてあげることも重要です。
・むし歯や歯周病の影響
歯が抜けスペースができてしまうと、空いたスペースの方へ歯が動きはじめます。また痛みを伴うと、噛むバランスが乱れるため歯並びに影響します。 
・遺伝
遺伝による影響は数パーセントと言われていますが、ご両親の骨格や筋肉は遺伝するため、ご両親と同じような癖から歯並びに影響することは否めません。受け口は遺伝の影響が大きいと言われています。
些細なことでも期間が長くなると歯並びに影響が出てきてしまいます。大きな影響が出る前に適切に対処し、しっかりと噛むことができる口腔内にしましょう。ご心配なことはお気軽にご相談ください。