新年明けましておめでとうございます

皆さまには健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
武田歯科医院はおかげさまで昨年10月に開院50周年を迎えることができました。これからも研鑽を重ね、患者さまの歯とお口の健康を守るため、患者さまのお気持ちに寄り添って、診療にあたってまいります。本年もどうぞ よろしくお願い申し上げます。

年末前に歯のクリーニングを!

師走に入り急に気ぜわしくなってきました。忘年会やクリスマス会などイベントが多い12月は、夜遅くまでの飲食で帰宅が遅くなり歯磨きがおろそかになったりで、虫歯が進行しやすい時期になります。
痛みは無いけれど虫歯のある方、1年間歯科検診を受けていない方、お口の中に少しでも気になる症状がある方は、忙しくなる前に一度検診と歯のクリーニングをおすすめします。今年一年頑張った歯をきれいにし、気持ちよく年を迎えましょう。
武田歯科は28日まで診療、年明けは6日からの診療となりますので、早めのご予約をお願いいたします。

「歯科健診」という名の受験対策

今年も最後の四半期となり、受験生も目の色が変わってきているのではないでしょうか。つい夜更かししがちな受験勉強、夜食を食べてそのまま寝落ちしてしまうなど、歯とお口にとってリスクの大きなシーズンです。問題集を繰り返し解いたり、過去問で傾向をつかんだり、さまざまな受験対策がありますが、ぜひその中に「歯科健診」も加えてください。心配のない健康な口腔環境で、集中して受験に臨めるよう、しっかり治しておきましょう!

秋の味覚で歯を丈夫

秋も深まりつつある今日この頃。食欲の秋を満喫していらっしゃいますか。秋の味覚には、美味しいだけではなく歯を丈夫にする食材がたくさんあります。たとえば、歯を強くすると言われている栄養素には、歯の石灰化を促す「カルシウム」やそれを助ける「ビタミンD」。エナメル質や象牙質を強くする「ビタミンA・C」、歯の構成に不可欠な「たんぱく質」など。 サンマ・イワシなどの魚や、シイタケや舞茸などのきのこ類、海藻や豆類、カブや大根の葉、柿・みかんなどの果物は、これらの栄養素を多く含んでいます。
この秋は、美味しい物を食べて歯の強化。そして食後の丁寧な歯磨きでお口の健康を保ちましょう。

噛む回数

現代人の噛む回数は卑弥呼の6分の1だそうです。卑弥呼の生きた弥生時代の食事は、玄米やおこわや乾燥した木の実、乾物など硬くて噛み応えのある食事がほとんどでした。現代は、ハンバーグやパスタなどあまり噛まなくても食べることができるものが多く、更に食品の加工技術などが進歩したことで、咀嚼回数はだんだんと減ってきています。その結果あごの骨の成長発達が遅れたり、虫歯や肥満など噛まないことによって起こる健康問題が懸念されています。
噛む回数の理想は一口30回が目安。ダイエットや虫歯予防にぜひ一口食べたら30回噛むことを目標に、日頃の食事を見直してみてはいかかでしょうか。

女性ホルモンと口腔ケア

女性ホルモンの分泌が減少し、心身にさまざまな不調が表れる更年期。口腔内でも唾液の減少などの変化が見られ、いろいろな症状が表れるとされています。 よく知られているところでは、口臭や歯周病。知覚過敏や味覚障害を訴える方もいらっしゃいます。 また、骨密度の低下により歯を支える骨がもろくなり、歯が抜けやすくなるとも言われています。 いつまでも健康なお口を保つために、丁寧なセルフケアはもちろんのこと、食生活の見直し(カルシウムと合わせて、ビタミンK、Dを積極的に摂る)や、よく噛んで食べること、歯科医での定期健診をおすすめします。
何かご心配なことがある方はお気軽にご相談ください。

健康な歯を保つために

世界有数の「歯科疾患が少ない国」として知られているスウェーデン。 日本とどこが違うのでしょうか。それは「治療」ではなく「予防」を大切にする「予防歯科」という考え方。 スウェーデンでは、虫歯にならいように、定期的に歯科医院へ行通い、歯の状態に合わせ、歯垢や歯石の除去、フッ素湿布などを行う「専門ケア」と、歯科医師の指導のもとに行う「セルフケア」の両方が徹底されています。 歯とお口の健康のために「専門ケア」「セルフケア」を実践していきましょう。

虫歯を予防するには

新年度がはじまって1カ月。入社や転勤、入学など、新しい環境での生活で、ストレスをかかえている方も多いのではないでしょうか。
身体が疲れている時は、虫歯ではなくてもお口の中に違和感をおぼえたり、忙しくて歯磨きが雑になってしまうこともありますね。
そんな時は、歯科でのクリーニングや健診をお勧めしています。
「また今度」、「そのうちに」と先に延ばさず、まずはお気軽にお電話ください。予約を取ることから始めましょう。

フッ素入りのハミガキ剤

虫歯の発生を防ぐフッ素。ハミガキ剤にもフッ素が入っているものが多くあります。
フッ素入りとフッ素なしのハミガキ剤では、使用方法が違うことをご存知でしょうか?
まず、使用量は、年齢によって違います。5歳のお子さまは5mm、大人は1cm程度の量が適切です。 最後のすすぎは10~15mlの水で1回。口の中に多くフッ素を残しておくことが、虫歯予防に効果的だからです。 また、お子さまが使用するときは、ハミガキ剤を飲み込まないように大人の方がそばにいるようにしてあげてください。
しかし、フッ素入りのハミガキ剤を使用していれば絶対に虫歯にならないとは言えません。丁寧に磨くことと、歯医者での定期的なクリーニングが虫歯ゼロの鍵です!

何事もバランスよく

卒業シーズンですね。お別れの季節は、会食の機会も増えてついバランスの悪い食生活になりがちです。歯もバランスが悪いと、思わぬトラブルになる可能性があります。
みなさんは、ご飯を食べるとき左右の歯でしっかり噛んでいますか?もし、片方の歯だけで噛んでいたとしたら黄色信号。
歯と歯がぶつかる衝撃は時にエナメル質を壊してしまうほど強いものになることもあります。それが、片方だけに加わっていたとすると噛み合わせに悪影響が…。 噛み合わせの悪さが、歯周病の急速な進行を引き起こす可能性があります。
噛み癖を直すのは簡単ではありませんが、他の病気にならないためにも時々意識してバランスよく噛むことを心がけてみてください。