歯は溶けるって本当?

梅雨も明けると、あの暑い夏がはじまります。暑い日にはやっぱり飲みたくなる、シュワっと冷たいドリンク。このおいしい飲み物の摂りすぎで「歯が溶ける」現象が起きます。
なにが歯を溶かしているのか?それは、お口の中の酸です。私たちが口にする飲食物の多くは酸性ですので、食べないわけにはいきませんが、炭酸飲料や酸っぱい飲食物を時間かけて飲食するような習慣があると危険です。常に口腔内の酸の濃度が強い状態になると、歯を覆うエナメル質は簡単に溶け内部の象牙質が露出してしまいます。
溶けるのはエナメル質だけではありません。内部の象牙質のほうがエナメル質よりも弱い酸で溶けますので、さらには歯は溶け知覚過敏も起きやすくなります。
次回は溶ける値をわかりやすくご説明します。
冷たいものがしみるなど、知覚過敏の症状がある方は、すぐにご来院ください。