歯の生活習慣病とは?
7月に入り、気温も上がってきましたね。熱中症の危険度も高くなっています。体の中から冷やしてくれる冷たいものを口にする機会が増えるこの季節、歯にとってはとても危険な季節なのです。
シュワっとする飲み物、熱中症対策にもなるスポーツドリンク、さっぱりいただけるお酢の食べ物の性質は酸性です。この酸によって、むし歯でもないのに歯が溶ける症状を酸蝕症と言います。
これは日々の生活習慣で発症してしまう病気で、歯周病、むし歯に次ぐ第三の歯科疾患として問題になっています。調査によると4人に一人が酸蝕歯になっていることに!酸性度の高い柑橘類や、お酢、炭酸飲料などを頻繁に取っている方はご注意ください。酸蝕症は若い世代にも増えています。原因は炭酸飲料水やスポーツドリンクなどの清涼飲料水の摂取量の増加です。
冷たい飲みものに歯がしみたり、歯の表面につやがない、歯にへこみがある、被せ物が取れやすいなどの症状がある方は検診をおすすめします。武田歯科医院では、細かく検診を行い、口内環境をより良くしていくアドバイスもさせていただきます。学生の方はまとまった休みを利用して、ぜひ検診にお越しください。成長期に口内環境を良くしておくことが、将来の歯の健康にもつながります。お気軽にご相談ください。