世代別歯科予防特集-壮年期編-

口内環境は、世代によって起こりやすいトラブルや治療のポイントが異なります。今月は40歳から60歳くらいまでの予防方法をお伝えいたします。

 

この世代になると、歯周病などにより、歯を失う方が増えはじめます。年齢とともに歯ぐきも痩せはじめ、歯の根元がむき出しになってきたり、ブラッシングでは取り切れない汚れが蓄積され、知らず知らずのうちに歯周病へと進んでしまうことがあります。

 

日頃のセルフケアのポイントは、歯と歯のすき間、歯周ポケットに届くようにブラッシングすることです。また、過去に治療した場所はその周りが虫歯になりやすいので、歯ブラシの毛先を当ててしっかりと汚れを落としましょう。ご自身のセルフケアと歯科医院での定期検診に重点を置いたケアを行うことが、シニア世代までしっかりと歯を残すカギとなります。働き盛りの忙しい世代ですが、ご自身の歯の健康にも十分注意し、定期的に歯科検診を受けましょう。ご自身の歯を維持できるかどうかが決まる大切な時期です。お気軽にご相談ください。