着色(ステイン)のケア方法
一度ついてしまうと、自身の歯磨きではなかなか落とせない「歯の黄ばみ」は、見た目の印象を大きく左右する要因になるため、多くの人を悩ませています。歯のホワイトニングなどで黄ばみを解消する方法は色々とありますが、大切なのは「黄ばみを発生させないこと」です。黄ばむ原因は大きく分けて、外部要因・内部要因・加齢による要因が挙げられますが、今回は外部要因による黄ばみについてお話させていただきます。
外部要因とは飲食物に含まれる成分による着色です。「ステイン」という言葉をご存知でしょうか?ステインとは、飲食物に含まれているポリフェノールなどが唾液中のたんぱく質と結合した汚れのことです。
表面に付着し留まっていたステインは、時間が経つと歯の表面のエナメル質の中まで浸透してしまい歯の黄ばみの原因となってしまします。洋服についたシミが、時間が経つにつれ落としにくくなるのと同じだとお考え下さい。
黄ばみを防ぐにはステインを付着させないことが大切です。
そこで、日常的に取り入れられるコツをいくつかご紹介します。
1.飲食後、なるべく早めに歯磨きをしましょう。難しい場合はお水で口をすすぐぎましょう。
ガムを噛むことも効果的です。
2.専用歯磨き粉の使用も有効です。
(種類によってはエナメル質を傷つける可能性もあるので注意が必要です。)
3.正しいブラッシング(当院でも指導しています。)
歯の色が明るくなると、お顔の印象もぐっと明るくなります。できることから始めてみてください。それでも気になる場合はご相談ください。当院では歯のお悩み相談も受け付けており、ご自身に合った治療と対策をご提案します。